私が、中学時代最初に受けた英語のテストは５６点でした。

それから、あまり英語が好きになれず、いい点も取れませんでした。
しかし、中学3 年の高校受験前に英⽂法を学び、その⼤切さを実感することになるのです。

専門家もよくいうことですが、日本語と英語では、言語の質がまったくといっていいほど違います。

英語を日本語、日本語を英語に変換するにはある道具が必要になります。

その道具とはなんでしょうか？

英⽂法です。

英単語がどのような法則性をもって並んでいるかがわかれば、英語を日本語に訳せますし、英⽂をつくることもできます。

中学時代、わたし自身思ってもみなかった英検3 級合格の背景には、英⽂法がありました。

英語が苦手、というあなたも、
「英語を話せる（聴き取れる）ようになりたい」
「英語の読み書きができるようになりたい」
と思いませんか？

日常英会話、簡単な英語の読み書きなら、中学校で習う英単語を知っていればほとんど問題なくできる、といわれています。

ブロークン英語で使われる単語は、中学校で習うものがほとんどです。

ブロークン英語でも、コミュニケーションができないわけではありません。

しかし、そこで基本的な英⽂法の知識がプラスされれば、相手に伝えたいことをさらに伝えやすくなります。

何事も慣れが肝⼼ですが、残念ながら英⽂法は自然に身につきません。

日本語でも、どの言語でも同じですが、⽂法は⽂章の基礎です。

いわば骨組みです。

基本を知っていれば、いざというときに応用がききます。

英語で会話をする時も、相手が受け⽌めやすい言葉を選べますし、リスニングにも役⽴ちます。

インターネットの発達で、英語を話すだけでなく、英語を書いたり、読んだりする機会がますます増えています。

このレポートでは、中学校で学ぶ英⽂法を（項目を絞って）コンパクトに解説しています。

中学英⽂法をさらに詳しく学びたい、というあなたは、このレポートの巻末でご紹介する

教材、「中学英⽂法マスター」「初⼼者専用英⽂法問題集」をご覧ください。

目次が付いているので、プリントアウトしても必要な英文法事項が探しやすくなっております。

- 目次-
P.４ ＜英語の語順＞
P.４ ＜be 動詞＞
P.５ ＜疑問詞の疑問文＞
P.５ ＜助動詞＞
P.５ ＜疑問詞＞
P.７ ＜to 不定詞＞
P.９ ＜動名詞（〜ing [〜すること]）＞
P.１１ ＜命令文＞
P.１２ ＜現在完了＞
P.１３ ＜関係代名詞＞